1. 建築のエッセンス

過度期の建築家としてのゼンパー

Gottfried Semper

Platonic solid2

空間を爆発させて古典を吹き飛ばせ! Projet de cénotaphe à Newton by Boullee image from Vers une architecture by Le Corcusier

比例と理性による美学2

ロンドン近郊にあるチズウィックハウス。 Chiswick House by Burlington in west London. Villa La Rotonda

20世紀初頭欧州の都市問題

Hilberseimer Hilberseimer

不整形な土地に高層建築

欧州では都市に空地はない為、高層建築の敷地は当初から不整形だった。 plan for Mies's high-rise building (draft) drawing for Mies's high-rise building (draft)

形態操作のアケボノ

セザンヌが切り開き、 Mont Sainte-Victoire Seen from the Bibemus Quarry by Paul Cézanne, 1897 ブラックが整え、 Viaduct at L'Estaque by Georges Braque ピカソが極めた、 Les Demoiselles d’Avignon by Pablo Picasso, 1907

Vitruvian Man

Leonardo da Vinci

Platonic solid

image from Vers une architecture by Le Corcusier

比例と理性による美学

Villa La Rotonda I quattro libri dell'architettura 自作も掲載 建築四書の中表紙

「新時代の建築」を世界に宣伝

LE CORBUSIER, Vers une architecture, Éditions Crès, Collection de "L'Esprit Nouveau", Paris, 1923 「建築と技術は美学において相互に関連し、連続する二つの概念である。新時代を迎えつつある現在、技術は全盛期を迎えているのに対し、建築は苦悩に満…

ホモサピエンスのテクノロジー

from NASA HP moon landing at 1969 hero in USA from Wired HP

Crystal Palace in London

イギリス ロンドン近郊 技術として 建築家不在 ユニット化された部材

日本の「建築家」3人

原広司(1936.9.9 川崎市 - 2025.1.3) 「僕らはやっぱりコンピューターのような建築をつくらなきゃいけない。建築や都市計画、アーバンデザインというのはもう時代が終わったので、ITとか何かが都市というものを「私に任せてください」と言っているわけです…

篠山紀信と磯崎新の「建築行脚」

磯崎「篠山さんの写真と僕との出会いは、ガウディを一緒に見てまわったのがそもそもの始まりでしたね。その時気がついたんだけど、これまで僕が理解していた建築写真と全く違う目を篠山さんは持っている。建築は生きているものだと思うし、その生きざま、存…

GAの二川幸夫と磯崎新

磯崎の話を聞く二川 「先の戦争中、アメリカはミース、日本はコルビジェを受容して、近代建築はそれぞれの国で咀嚼されていた。ミースの考えはヒルベルザイマーのポストヒューマニズムなんかと一緒の括られて大衆社会の中で大量生産、大量消費されるもののコ…

サーリネンの都市計画「有機的な分散」

大ヘルシンキ計画 1918年 ヘルシンキ市 都市図 1918年 Helsinki Central Station サーリネンがヘルシンキの中央駅を考える際、都市的なスケールであるべき姿をイメージしていたに違いない。駅の設計競技は1903年、紆余曲折を経て駅舎が完成したのが1914年。…

建築家サーリネンの年代記メモ

1873年 誕生 1896年 大学の同級生ゲセリウス、リンドグレンと3人で事務所設立 1898年 パリ万博フィンランド館 設計競技1位 1900年竣工(パリ万博) 1901年 ヴィトレスクに土地購入、1903年事務所と3人の住居を兼ねる施設竣工 1903年 ヘルシンキ中央駅 設計競…

豊かな自然に良いデザインが生まれる

フィンランドは非常に自然が豊かで、優れたデザインを多く生み出す国である。建築家のエリエル・サーリネン(息子エーロ)はその代表である。 The fact that good design is born in the richness of nature. A modern Finnish architect who embodies this …

Palladianism

Palladianism is a classical style popular in England between 1715 and 1760, based on the designs of the 16th century Venetian architect Andrea Palladio (1508-80). Chiswick House, designed by Richard Boyle 3rd Earl of Burlington Queen's Hou…

ラブルーストのドーム空間

In 1854, Emperor Napoleon III appointed the architect Henri Labrouste(1801-1875) with constructing a building for the Imperial Library.Labrouste emphasized an obsession with light useing metals, and with architectural ornamentation inspire…

ジェファーソンによるワシントンDCの初期プラン

1791 by Jefferson, proposed city plan of Washington DC current MAP

アメリカ合衆国第3代大統領ジェファーソン

独立戦争。1776年独立宣言。1801年~1809年ジェファーソン第3代大統領。1826年ジェファーソンがヴァージニア大学を建てる。建物の意匠はパラーディオなどを模した古典様式。南北戦争は1861-1865。 Revolutionary War; Declaration of Independence in 1776; …

様式=意匠の消費サイクル

19世紀になると、ゴシック・リバイバル、エジプト・リバイバルそして新古典主義が「建築」の表層を飾る意匠として流行する中、産業革命によって始まる第一次機械時代を迎えて、「建築」そのものの成立基盤が大きく変容することになる。 In the 19th century,…

廃墟への「時間」は直進しない

18世紀の中期において「古典建築」が成立した。建築様式は時系列から解放されて、プロジェクトごとに任意の意匠が採用される。 In the middle of the 18th century, ‘classical architecture’ was established. Architectural styles were freed from chrono…

ジョン・ソーンが発明したボールト天井

the Bank of England Lincoln's Inn Fields, the breakfast room, the Soane's Museum Freemason's Hall Sir John Soane (1753-1837) Sir John Soane was an English architect. His major works include the Bank of England in London and the Dulwich Mus…

「古典建築」から見いだせる古典建築

ロマネスク、ゴシック、ルネッサンス、バロック、というように時代と共に建築様式は変化、発展した。という見方は「古典建築」というコンセプト=概念が成立した18世紀に見いだされたものだ。 逆パースの中で読みとれる建築意匠としてしか、今の我々はこれら…

ソーンのドラフトマンが描いたファンタジー(近代建築の前夜)

Ancient Greek city of Lebadeia 1819, Imaginary Landscape with Neoclassical Buildings Joseph Michael Gandy (1771-1843) above Sir John Soan (1753-1837) Gandy entered Royal Academy School in 1790 and travelled to Italy from 1794 to 1797. At t…

マッキントッシュの植物スケッチ

botanic sketches by C.R.Machintosh

マッキントッシュのドローイングに見る植物の表現

Cottage, Walberswick, Suffolk 1914 Walberswick に1914-1915の間、滞在した時のスケッチです。彼はその時46歳位だったと思われます。彼が発想する建築にはランドスケープや植物が常に絡み付いているように見えます。 ref. C.R.MACHINTOSH ARCHITECTURAL SK…

建築小考 記念日 10月6日

建築のエッセンス 「空間」の創造 panteon 技術による開拓 Santa Maria del Fiore 近代建築 otto warger leoport church 鉄とガラスによる新たな空間 barcelona pavilion 日本の「陰影」 茶室 建築家の作品(丘の上のシンボル) Ronchamp 建築家の作品(抵抗…