円筒の大空間が抜けるような広がりを感じさせてくれます。ジャイアントオーダーの幾何学的「光空間」です。
均等に配置された窓。ゆるいカーブを描く白い壁面。そして頭上の自然光。
均整のとれたヴォリューム感が光りによって強調されています。
一方で、光りが廻った無装飾な仕上げ感は、古典空間を開放しているとも考えられますね。
名称:ストックホルム図書館 Stockholm City Library
所在:ストックホルム Stockholm, Sweden
設計:アスプルンド Gunnar Asplund
竣工:1928年