18 セブ・コーの招致プレゼン

ken1062014-10-27

セバスチャン・コー(Sebastian Coe) が行ったオリンピック誘致のプレゼンテーションは素晴らしかった。

それは2012年の開催地を決めるIOC総会(2005年、シンガポール)で行われた。

決定投票の結果、彼が誘致リーダーを務めるロンドンが開催地に選ばれた。大本命のパリを破っての勝利だった。

説得力と情熱に溢れたプレゼンテーションをしたセブ・コーという一人のリーダーの存在が、イギリスに運を引き寄せたのだ。最後の一押しはヒューマンパワー、という真実を思い出させてくれる出来事だった。

オリンピック開催は東ロンドンを再生する一過程である、という位置づけが秀逸だと思う。まちづくりはオリンピックが終了した現在も続いている。

計画やストーリーの射程距離が長いところが東京2020と違う点だと思う。