建築のあるべき姿とは?
そもそも建築は、いつもどんな時も、雨でも雪でも嵐でも、朝から晩までその場所にじっと立っている。それだから、周囲の人間は建築の持つ存在感を心の拠り所にすることが多い。
そんな建築が「自己否定」するような姿をしていていいのだろうか。
■お手本 イタリア北部のヴィチェンツァにある「バシリカ」
見た目が立派、公共広場がある、長寿である、したがって → ○
architect: Andrea Palladio
site: Vicenza, north-eastern Italy
■ダメな例(自己否定する建築)
かたちが不安定、奇抜な分飽きやすい、従って → ❌
architect: Kuma Kengo 隈研吾
site: Dundee, Scotland in the UK スコットランド、ダンディ
■よい例(建築の果たすべき役目をしっかり理解している感じ)
素朴で安心できる、自然と対峙する姿勢も感じさせる、 → ○
architect: 藤森照信
site: 滋賀県近江八幡市北之庄町