自己否定するような建築はダメだと思う

建築のあるべき姿とは? 

そもそも建築は、いつもどんな時も、雨でも雪でも嵐でも、朝から晩までその場所にじっと立っている。それだから、周囲の人間は建築の持つ存在感を心の拠り所にすることが多い。

そんな建築が「自己否定」するような姿をしていていいのだろうか。

お手本 イタリア北部のヴィチェンツァにある「バシリカ」

  見た目が立派、公共広場がある、長寿である、したがって → 

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Basillica1

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Basillica2

architect: Andrea Palladio

site: Vicenza, north-eastern Italy 

 

ダメな例(自己否定する建築)

  かたちが不安定、奇抜な分飽きやすい、従って →

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Victoria & Albert Museum Dundee1

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Victoria & Albert Museum Dundee2

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Victoria & Albert Museum Dundee3

architect: Kuma Kengo 隈研吾

site: Dundee, Scotland in the UK  スコットランド、ダンディ

 

よい例(建築の果たすべき役目をしっかり理解している感じ)

  素朴で安心できる、自然と対峙する姿勢も感じさせる、 → 

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ラ コリーナ近江八幡1

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ラ コリーナ近江八幡2

architect: 藤森照信

site: 滋賀県近江八幡市北之庄町