正しい建築のあり方

いま、改めて”正しい建築”のあり方を考えてみたい。雑誌に掲載される、受賞する、コンペで勝って実現する、、、等々、メディアに乗って人々の目にふれる現在の多くの建築が、正しくないあり方だと痛感し不快な思いをしている。

正しいあり方の建築は、欧州で「古典建築」が「近代建築」に変わる時代に現れたものをヒントに考えるべきだと思う。

Hofpavilion, initial design proposal 1896

その１：オットー・ワーグナー

思考のベースは古典の美的基準であり、表現は時代の先端を取り入れたものだった。

磯崎新　Brooklyn Museum, New York, winner plan of design competition

その２：磯崎新

彼も同様だった。