2021年1月6日、アメリカ合衆国の首都ワシントンで「暴徒」がセキュリティを破り議事堂に乱入した。そのため、次期大統領を決めるアメリカにとって最も大切な会議が中断した。
この出来事に対して民主主義が傷ついたとか、どうのこうの言っているが、それは本質ではない。米国は「民主主義」を大義名分にして、中東や南米で現地の政権を転覆させ、傀儡政権を押し付け、深夜に戦闘機を飛ばして一般の人々を殺戮してきたではないか。
この騒ぎは、一般国民の利害を代表する「現政権」と、権力と金の利権を独占したい「既得権益保持グループ」との政権確保をめぐる見苦しい権力闘争だと思う。