63 地形を変える

日比谷入江

日比谷入江の埋め立て
江戸のまちづくり 1590年
「江戸」という地名の由来は「日比谷入江の門戸」だと言われています。その日比谷入江を埋め立てることから江戸のまちづくりがスタートしました。地図で大きく内陸にえぐれているのが日比谷入江です。埋め立てに必要な土は北にあった神田山を切り崩して使いました。極めて大がかりな造成工事です。その結果、半島のように江戸湊に突き出していた江戸前島が地続きとなり、広大でたいらな土地をつくりだすことが出来たのです。
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