02 東京は「風水」による人工都市

ken1062014-10-07

東京は「風水」に基づいて作られた人工都市だ。そのベースは江戸のまち作りにある。

誰でも知っているように東京の地勢的な構造は江戸がベースになっている。

江戸のまち作りは湾が大きく食い込んで湿地ばかりだった場所に平らな地面を作ることから始まった。日比谷の辺りは最初、湾(海)だったのだ。

やがて河川や運河、埋めたて地が整備され、まちの骨格となって行った。こうして水の都「江戸」が生まれた。

メインとなる城の堀は、この写真のように城の中心から「右回り」で作られた。

「右回り」の堀は、家康に助言していた天海の指導である。中心にある徳川家の本丸に「気」を集めるためだった。

これは風水の考えに基づくものだ。江戸のまち作りの核心は、従って「風水」の考えに寄っていたのだ。