67 120mの廊下

三十三間堂

蓮華王院/三十三間堂 1164年
後白河法皇の命で平清盛が造営
廊下が120mもある仏殿です。よく知られているように、内部には10段100列で1000体の観音像が安置されています。こんな不思議な建築物が京都の中心に建てられたのが面白いところですね。ここでは廊下の長さを利用して毎年「通し矢」という行事が行われています。ところで、三十三間堂の「三十三」とは何の数でしょうか。それは柱間(はしらま)の数ですね。建物の端から端まで33スパンあるということです。ちなみに柱間(はしらま)一つが3.64mです。