26/75 季節の食材

ken1062007-01-30

自分の「ふるさと」に住み、その土地で収穫されたものを食べて暮らせれば最高ですね。とくに、旬(しゅん)の作物を食べることで、我々は自然から生きるパワーを分けてもらえます。
その土地で収穫された旬の作物は、そこで暮らす人間の体に一番なじむはずですし、有機栽培であれば、厳しい環境で育った収穫物には自然の恵みが溢れています。
たとえば、冬の根菜類は地表にくらべて温かな土の中でエネルギーを貯えているので、人間にも滋養あふれる食材です。実際、根菜類を食べると、からだが暖まり体調を整えることができます。
また、秋にとれる木の実類には春の発芽に必要な脂肪分がたくさん含まれていて、この脂肪は人間にとっても栄養価の高いものです。木の実類を食べることで、我々は寒い冬の間からだを冷やさないで過ごせるわけです。
一方、夏に収穫されるレタスやトマト、きゅうりなどは水分が多く含まれていて、人間のからだを冷やす働きがあります。暑い夏にはありがたい野菜です。