74/75 構造

ken1062006-12-18

構造家セシル・バルモンド Cecil Balmond のスケッチです。
レム・コールハースから電話。いつもながら慌てたような声。思いつきと野心に満ち、言葉は極端な両義性の上に美しく位置づけられている。彼の依頼は変わったものだった。ボルドーのヴィラを「飛ばし」たいのだ、と。」
建築家からのこのような相談を受けて、セシル・バルモンドは「荷重を浮かせる」検討に入りました。如何に建物を支持するか。柱を奥に入れる、地面を盛って支持点を隠す、柱を分散して直接支持でない風にする。
建築の分野で「構造」は力学を意味しますね。技術=エンジニアリングの部分を担っています。建築をどのように支えるか、どんな材料で作るか、どうやって作るか、いくらかかるか、何日かかるか。構造家は主にこういうポイントを担当します。建築家には欠かせないパートナーです。