2020-10-6 の再掲(一部校正)

国際社会で一流国として尊敬され、その地域の盟主でいる為に一番大切にしなければいけないのは「伝統と文化」である。

軍事力や経済力、外交や政治は「伝統と文化」を守る為の必要悪なのであって、それ自体、単刀直入に言えば卑しいものだ。

現在の日本は、残念なことだが世界の3流国に転がり落ちている。

日本の立場から見て、今の国際社会の極悪集団は「中国共産党政府」と「ユダヤ系金融資本(ディープステート)」である。

 

中国という国の恐ろしさ。

モンゴル、チベット、ウイグルなど周辺国を「自治区」と称して植民地とし、文化、宗教を捨てさせ、他国から盗んだハイテクを使って住民を強烈に監視し、中国人を大量に送り込んで現地人と混血させて「自治区」の血を薄め、やがて言語を奪い、子供を洗脳し、やがて「自治区」が地球上から消滅して中国となることを目指している。

国内には国籍すら与えられない極貧の民が数億人存在しても意に介さず、共産党支配の社会は汚職と内向きの権力闘争を繰り返し、技術的な裏付けもない巨大ダムを建設して揚子江を堰き止め、大事故が起きても対策せず数億人の人命が危険に晒されている。

「伝統と文化」は毛沢東が焼き捨てた。しかし、それで近代化できたのか全くわからない。共産党政府は即物主義を盲信し、宗教を否定し、人命を蔑ろにし続ける。

かつて、中国大陸には「秦」や「唐」など世界に冠たる大帝国が存在した。しかし、近代になって中国大陸の「漢民族」は欧米列強国や日本にプライドを潰されてきたのだ。そして、今の中国はその仕返しに燃えているのに違いない。世界の中心、この世の太陽は中国であり、その他の国は全て目下の存在である。主人たる中国に対して、他国は謹んで「朝貢」してくるのが当然であり、世界の土地、財産、技術や人命は全て中国のものである。それらは中国の命があれば、進んで差し出すべきである。

これが、今の中国だと思う。

 

初掲2020年(令和2)10月6日