本と建築 51/75

ken1062006-11-25

本は建築家にとって重要なメディアです。本は情報源であり、自己宣伝の媒体です。そして自分の作品をいつまでも生き続けさせたいと思う建築家は本の力を頼るでしょう。古くはパッラーディオ、新しくはレム・クールハースが本というメディアを利用して成功した建築家です。
自分の考えたアイディアやデザインした建築を本にして、多くの人に見てもらいたいと思う建築家はたくさんいます。建築物は実現させる過程でオリジナルのアイディアは薄められてしまう上、実際に見に来てもらうには手間がかかるからですね。
現在、本はネットで簡単に買うことができます。メディアとしての本がさらに広く早く行き渡ることを加速していますね。ネットで広がる本に対して、動けない建築は多くを期待します。