67/75 カルナック神殿

ken1062007-04-10

アメン神殿の復元予想図です。近くを流れるのはナイル川、そして対岸に見える切り立った崖が王家の谷。ここはエジプトのルクソールですね。

アメン神殿は「カルナック神殿」と呼ばれることもあり、ナイル川西岸に建設されたエジプト文明の巨大建築です。「カルナック神殿」は3つの神殿を合わせた総称で、中でも最大なのがアメン神殿です。この神殿は、歴代の王によって増築が繰り返され、内部は迷宮のようになっています。

こんな建築物を残した古代エジプトの人々は、我々とは随分違った世界観を持っていたことが知られていますね。例えば、人間の「死」に対して古代エジプトの人々はとてもポジティブです。また、ファラオや太陽、大自然を信仰し、世界文明にまで高めた豊かな感性をもっていたことが伺い知れます。

現在、「カルナック神殿」があるナイル川西岸は、ルクソールの市街地が広がり、空港や駅、ホテルなどが立ち並ぶ繁華街になっています。