地震と津波で家を破壊された方々は、「衣食住」のベースを失って、大変お気の毒です。
家を失って避難先で日々を過ごす人々はどう思うのでしょうか。
いつか元住んでいた場所に戻って暮らしたい。元の場所に再び家を建てたい。
それとも、あんな辛い思いをした場所には二度と戻りたくない。
どう思うかは人それぞれでしょう。
被災前に、そこでどんな風に暮らしていたかで異なるのかも知れません。
新しい住居が前より魅力的だからと言って、生まれ育った場所を捨てるのは忍びないと感じる方もいるかと思います。
100人いれば、100通りの希望があることでしょう。
一方で、こんな考え方もあります。
住民参加型の都市計画はうまくいかない。強い権力をもって、歴史、経済、文化、政治など総合的な視野を反映しながら「押しつける」くらい強引にやれば世界に誇れるまちができる。
信長が安土をつくった時のように。