今の米国はどうなっているのか:状況理解の試み12

 

いまアメリカ合衆国で大きな異変が起こっている。

 

これは黒人を差別してはいけないという病的な原罪意識を持つエリート白人によるものだと考えていいようだ。

ジョージ・ワシントンやリンカーンを否定しはじめた。

警察を否定し、自治を叫ぶ。

いまのアメリカ社会はベースに白人優位、黒人蔑視の病根があるから「革命」を起こして全てを正しく作り直さなければならない。

 

元々、アメリカ合衆国には「実験国家」という性質があった。歴史のない分、悪しき因習に縛られない明るく平等で、カジュアルな風潮を好む国柄があった。

しかし今は逆の悪い面が出ているのではないか。過去に遡って全てを否定する。白人である自分が悪い。現在の社会構造を変えなくてはならない。まずは、警察権力を止めなくてはならない。自治を行うべきだ。

しかし実際に起きているのは略奪と暴力。社会不安。日本人の我々にはちょっと理解しがたい世界だと思う。アメリカ国内でもメディアが流すフェイク情報が蔓延して混乱に拍車をかけている様だ。