磯崎新:企画、SANAA:案、出典:atプラス25
皇居前広場で100日間のイベントを行う。中空に浮いた「プラットフォーム」の中で電子的なテクノロジーを駆使し、24時間、世界各地とネットワーク・中継を結ぶ。その中の1つとして東京五輪の開会式及び閉会式を実施する。
7月24日から始めて10月末で完了する。地球の経度で5つの区切りを設け、その経度上にあるどこかの都市と東京を繋いだイベントを行う。最先端の装置を駆使して全世界と交歓する熱狂的な祭典とする。
東京五輪の開会式を皇居前広場で行うことの意味を問う。最先端の電子的テクノロジーによるヴァーチャルな演出の可能性を問う。イベントの様子は全て世界中に中継され、記録される。開催終了後、全ての装置は撤去され、跡形もなく消滅する。皇居前広場は元の静寂な場所に戻る。
備考
1. 大阪万博「お祭り広場」
2. 日本には「広場」の定義がない。法的な規制が存在しない。