今の日本はどうなっているのか:状況理解の試み7(案)

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新しいチャンネルを作れ

コロナ騒動で炙り出された欠陥

★中央政府(総理のリーダーシップが発揮できない体制)

内閣総理大臣は日本の行政における最高権力者のように思われているが、実はそうではない。その事実が、今回のコロナ騒動で如実に露見した。政治家である総理の周りには、事務方が取り巻いていて、足を引っ張っている。事務方は選挙で消えることもなく、自己の保身と利益ばかりを優先し、天下国家のために命を捧げる覚悟など毛頭ない。

一方、麻生氏(財務大臣、79歳)や二階氏(自民党幹事長、81歳)など、財務省や中国政府の利益ばかりを重視する老人たちが、安倍総理の先輩として行手を遮り、やりたい事の邪魔をしている。

 

★地方公共団体(東京都があまりにも強すぎる国の体制)

東京一極集中のため地方は貧乏だ。国からの補助金に飢えている。税制度も法制度も抜本的な制度設計が必要。江戸時代の幕藩体制やアメリカの合衆国制度はどうだ?

 

★テレビの報道(全国のお茶の間のムードメーカー)

日本のテレビ報道については極めて大きな問題がある。新聞社とテレビ局がペアを組んで「情報の巨大な壁」を作り、海外からの旬なニュースは日本国内に届かない。届く時点でバイアスがかかっていて、文脈がずれていたり、情報が切り取られていたりする。首都圏の電波はスカイツリーができたお陰で余裕があるのでは。政府や自治体からの情報をストレートに24時間流す様な新しいチャンネルができないものか。なぜ、テレビのチャンネルが増えないのだ!

 

コロナ騒動で炙り出された国民性、昔から変わらない特徴 

⭐︎日本国民(現場が強い伝統の源)

急転直下、極端な行動をとる点において、以外に未来は明るいと思う。国や役所がもたもたしていても大丈夫だろう。家では靴を脱ぎ、風呂を愛好し、外での挨拶はお辞儀、ゴミの分別は完璧、行列に好んで並び、秩序を乱さず、最後の1つは譲り合い、お上の命なら理由など分からなくても従う国民性は地球規模の尊さだ。